2026年7月31日、
愛媛県のJA西宇和さんにお招きいただき、
「第32回 JAにしうわオレンジ会総会」にて
記念講演をさせていただきました。

JAにしうわさんのトピックス

今回の講演テーマは、
「知らないままではもったいない!生成AIの基本と活用法
~これからの仕事と地域を変える新しい道具~」
です。

生成AIという言葉をニュースなどで耳にする機会は増えましたが、
「実際に何ができるの?」
「自分たちにも使えるものなの?」
と感じている方も、まだまだ多いのではないでしょうか。
そこで今回は、難しい技術の説明ではなく、
生成AIが仕事、そして日々の暮らしの中でどのように役立つのかを、
できるだけ身近な事例を交えながらお話しさせていただきました。
生成AIは「一部の専門家だけが使うもの」ではない
講演でお伝えしたかったことの一つが、
生成AIは、仕事・暮らしを助けてくれる
「身近な道具」になりつつある
ということです。
パソコンに詳しい人だけが使うものではありません。
文章を考える。
アイデアを出す。
資料を作る。
商品の魅力を伝える。
画像を作る。
今まで時間をかけていたさまざまな仕事を、
AIと対話しながら進められるようになってきました。
講演の最後に皆さんへお伝えしたポイントも、
とてもシンプルなものです。
「まずは難しく考えず、一度話しかけてみる」
完璧な質問を考える必要はありません。
AIと会話を重ねていくうちに、
自分自身の考えも整理され、
欲しかった答えに近づいていきます。
そして何より、
「知らないままでは、もったいない!」
生成AIを使いこなす人が、新しい仕事や地域の未来をつくっていく。
そんな時代が、すでに始まっているのだと思います。
講演の中で「JA西宇和のテーマソング」も制作
そして今回は、
生成AIの可能性をもっと楽しく実感していただこうと、
少し変わった取り組みもご紹介しました。
それが、
「生成AIを使って、JA西宇和のテーマソングを作ってみる」
というものです。
テーマとして考えたのは、西宇和のおいしいみかん、
そこで働く皆さんの素敵な笑顔、そして西宇和という地域そのものの魅力です。
「この歌を聴いた人が西宇和に行ってみたくなる」
「JA西宇和の商品を買ってみたくなる」
そして最終的には、
「聴いた人が少し元気になり、人生が幸せになるような応援歌にしたい」
そんな思いをAIに伝えながら、歌詞の世界観を作っていきました。
誕生した曲は「オレンジ色の未来へ」
そして完成したテーマソングのタイトルが、
「オレンジ色の未来へ」
です。
「オレンジ色」には、西宇和のみかんはもちろん、
太陽、温かさ、笑顔、希望、明るい未来といったイメージを重ねています。
歌詞を作った後は、音楽生成AIのSunoを使って実際の楽曲へ。
文章として考えたアイデアが、
AIによってメロディになり、伴奏が付き、歌声になって流れてくる。
生成AIの進化を、とても分かりやすく感じてもらえる事例になったのではないかと思います。
曲を作ったら、今度はポスターもAIで
西宇和の青い海と段々畑。
たくさん実ったみかん。
そして、何より大切にしたのは「人の笑顔」です。
最初の画像から、
「もっともっと、たくさんの人の笑顔が欲しい」
「20人くらいの人が笑っているようにしよう」
などとAIへ指示を加えながら、
少しずつイメージを仕上げていきました。

これも、生成AIを使ううえで大切なポイントだと思います。
AIが一発で完璧なものを作ってくれるのを待つのではなく、
人間が「こうしたい」と伝え、AIと一緒に完成度を上げていく。
人間が監督になり、AIを優秀な制作スタッフのように使う感覚です。
こんな感じになりました。
さらに、
「もし、この曲を本当にプロモーションするとしたら?」
ということで、テーマソングのポスターや
YouTube用のサムネイル画像も生成AIで制作しました。

イベントのチラシを作る。
企画書や資料を作る。
地域の魅力を伝える歌や動画を作る。
これまで
「時間がない」
「専門家がいない」
「予算がかかる」と
諦めていたことでも、
生成AIによって最初の一歩を踏み出しやすくなっています。
もちろん、AIがすべてをやってくれるわけではありません。
大切なのは、
「何を伝えたいのか」
「誰を笑顔にしたいのか」
「どんな未来をつくりたいのか」
という、人間側の思いです。
その思いがあって初めて、AIは力を発揮します。
「知らないままでは、もったいない!」
今回の講演の最後には、皆さんに3つのポイントをお伝えしました。
生成AIは、仕事・暮らしを助ける身近な道具。
まずは難しく考えず、一度話しかけてみる。
そして、
知らないままでは、もったいない!
です。
生成AIはものすごいスピードで進化しています。
だからこそ、最初から完璧に使いこなそうとする必要はないと思っています。
まず触ってみる。
話しかけてみる。
自分の仕事だったら何に使えるだろう、と考えてみる。
その小さな一歩からで十分です。
今回の講演が、参加された皆さまにとって、
生成AIを身近に感じていただくきっかけになっていれば、
とても嬉しく思います。
そして今回、
こうした貴重な機会をいただいた
JA西宇和の皆さま、
JAにしうわオレンジ会の皆さま
ご紹介いただきました豊予社の菊池さんに、
心より感謝申し上げます。




