

7月24日・25日の2日間、広島県倫理法人会では、144名の役職者が参加し、1泊2日の役職者研修を開催しました。
私は、「単会・委員会の運営と組織づくり」をテーマに、「役職者の心得」の研修を担当させていただきました。
今回お伝えした内容は、令和3年度に一般社団法人倫理研究所 監事・田畑章氏からご指導いただいた研修内容をもとに構成したものです。
実はその年、広島県倫理法人会は全国で最も早く目標を達成しました。
「なぜ、そのような組織をつくることができたのか。」
その原点となる考え方を、私自身の経験も交えながらお伝えさせていただきました。
また研修前には、田畑監事ともやり取りをさせていただき、当時よりさらに進化した考え方や実践方法についても教えていただくことができました。
研修後には、
「PowerPointの資料をいただきたい。」
「自分の単会でも活用したい。」
という嬉しい声を数多くいただき、全単会へ資料を配布させていただくことになりました。
皆さんの学ぶ姿勢に、私自身も大きな刺激をいただきました。
単会運営は「実験の場」
研修では、
「役は名誉職でも権利職でもない。責任職である。」
という言葉からスタートしました。
そして、単会運営は会社経営を学ぶための「訓練・練習・実験の場」であるということ。
会社経営に置き換えると、まず考えるべきは、
「売るモノは何か。」
単会で売るモノは3つあります。
・モーニングセミナー
・会長
・自単会
まず自分自身が惚れ込み、その魅力を自分の言葉で伝えられること。
その積み重ねがゲストを呼び、仲間を増やし、組織を成長させていきます。
倫理法人会は、その実践を通じて現実の経営にも生かしていく「実験の場」なのだと改めて学びました。
リーダーには4つの段階がある
今回、参加された皆さんが最も関心を寄せられたのが、このテーマでした。
経済学者・野中郁次郎氏の言葉として紹介されているものです。

凡庸なリーダーは、よく喋る。
良いリーダーは、説明する。
優れたリーダーは、やって見せる。
では、
卓越したリーダーとは、どんなリーダーでしょうか。
会場でも皆さんに考えていただきました。
そして最後にお伝えした答えは、
「人の心に火をつけるリーダー」
でした。
知識や経験、肩書きだけでは、人はついてきません。
仲間の可能性を信じ、
勇気を与え、
「やってみよう!」
という気持ちを引き出す。
そんな存在こそが、本当に卓越したリーダーなのだと思います。
私自身が気づいたこと
この言葉を聞いたとき、私自身、とても考えさせられました。
これまで私は、
仲間の心に火をつけることができていただろうか。
反対に、
良かれと思って伝えた言葉が、知らず知らずのうちに相手のやる気を削いでしまうことはなかっただろうか。
そんな反省の気持ちが湧いてきました。
だから私は、自分自身への戒めとして、一つ心に決めたことがあります。
「せっかくついた火を、消して回るリーダーにはならない。」
リーダーの役割は、人を批判することではありません。
人の可能性を信じることです。
できない理由を探すことではありません。
できる方法を一緒に考えることです。
そして、一人ひとりの心に灯った小さな火を、大きく育てていくことなのだと思います。
心に火が灯る組織へ
研修の最後には、各地区ごとに来期のキャッチフレーズを発表していただきました。
どの地区からも熱意あふれる発表があり、来期への期待がさらに高まりました。
また、この素晴らしい研修を企画・運営してくださった村上舞研修実行委員長、有地副委員長をはじめ、研修委員会の皆様には心より感謝申し上げます。
準備から当日の運営まで、本当にありがとうございました。
参加された皆様からも、
「学びが多かった。」
「明日から実践したい。」
「自分の組織でも伝えていきたい。」
という嬉しいお声をたくさんいただきました。
私自身も幹事長として残りわずかな期間となりました。
この学びを大切にしながら、一人でも多くの方の心に火を灯せるよう、最後まで全力で取り組んでまいります。
ご参加いただいた144名の皆様、本当にありがとうございました。



